コラム#5 こども日本語教室シミュレーションその1

こんにちは。

韓国でこどもさんへの(継承)日本語に携わっている方へのサポートをさせていただきます、花咲くこども日本語クラブ@韓国です。

毎週月曜日と木曜日を定期更新日にして、ホームページの利用方法やこどもの継承日本語教育に関するコラムなどを書いていきます。

前回の投稿はこちら→ コラム#4 我が家の長男(満3才)の韓国語と日本語について


ついにソウルの最低気温は0度に!冬の足音が聞こえてきましたね。

今回からは、とある仮の3家族を例にあげながら、子どもの継承日本語グループ学習において直面する困難について考えてみたいと思います。

(例)A家、B家、C家の3家庭で幼児日本語教室をやろう!となりました。
子どもたち3人はみな満4才前後です。

A家は日本人のお母さんと韓国人のお父さん、もうすぐ4才のAくんの3人家族です。お母さんは韓国語が苦手で、お父さんは日本語が堪能なので、家での会話は日本語です。お母さんは専業主婦です。Aくんは日本語で自分の言いたいことを充分に伝えられます。韓国の幼稚園の年少さんで、幼稚園では韓国語も使えているそうです。文字はまだ読めませんが、最近少しずつひらがなやハングルに関心がでてきました。

B家は日本人のお母さんと韓国人のおとうさん、4才になったばかりのBちゃん、1才の弟の4人家族です。お母さんは韓国語が堪能で、お父さんは日本語がほとんどできないので、家での会話は韓国語です。お母さんは非常勤講師として平日週3回、日本語学院(塾)で日本語を教えています。Bちゃんはお父さんとは韓国語で、お母さんとは日本語で話します。保育園でも韓国語が使えています。自分の名前など身近な文字はひらがなでもハングルでも読むことができます。

C家はお父さんもお母さんも日本人です。お父さんの仕事の都合で韓国に住んでいます。お父さん、お母さん、4才3ヶ月のCちゃんの3人家族です。お母さんは専業主婦です。日本にいたときは幼稚園の先生をしていました。家の中での会話は日本語です。日本人が多く住む地域の幼稚園に行っているので、Cちゃんは韓国語が不自由ですが先生も理解してくれ幼稚園での生活はなんとか送れています。ひらがなは読めますが、ハングルは読めません。

お母さん同士気は合いますが、生活環境は異なるところも多いです。
この3家族が子ども日本語教室をすることになった場合、どんな問題が持ち上がってくると考えられますか?

今日はまず教室を始める前段階で起こりうる問題から考えてみましょう。

Q.いつ/どこで教室をしましょうか?

 

…あなたならどうしますか?

 

私の考え(あくまで私個人の意見です。):3人とも幼稚園や保育園に行っています。平日なら降園後になるでしょう。週末にするという可能性もありますね。
ただBちゃんの家はお母さんが働いていますので、平日ならいつでもとはなりません。また週末となるとお父さんが快く送り出してくれるかどうかも家庭によって異なるかもしれませんね。
またBちゃんには3才離れた弟がいますので、教室をしている間弟をどうするのかという所も気を配らなければいけません。
3家庭くらいであれば誰かの家で教室をすることになると思います。主婦としては掃除なども気になりますね^^;

 

Q.誰が先生になる?どんな教材を使う?

 

…あなたならどうしますか?

 

私の考え: お母さんが当番制で先生役を務めることになるケースが多いと思います。ただこの場合Bちゃんのお母さんは(大人向けですが)日本語の先生であったり、Cちゃんのおかあさんが幼稚園の先生だったりと少し専門性を持っているので先生役を一手に引き受けることになる可能性もあります。最初のうちは意欲にあふれるかもしれませんが、家庭/子育て/仕事のなかにまたひとつ仕事が増えるので、授業の準備が負担になってくるかもしれませんね。
先生役を平等に回すか、だれか1人にお願いするか。とても大事ですね。
全員平等に回しても各自の慣れ不慣れ、教えたい内容の違いなど問題が出てきそうですね。
誰か1人にお願いするとなると教える側は無償だとつらいし、かといって仲良しの家庭同士で授業料のやりとりというのを疑問に思う人もいるかもしれません。
悩ましいところです。

 

教材も4才前後だと市販の物はひらがなドリルくらいでしょうか。無料でダウンロードできるプリント教材も最近はありますね。

でも教室でドリルだけしても面白くないですよね。ドリルだけなら家でもできますし。
手遊び、絵本や紙芝居の読み聞かせ、季節の行事に関する歌や工作など先生が企画していかなければいけない部分が大きいです。

 

こういった問題やお悩み解決のお手伝いを”花咲くこども日本語クラブ@韓国”がさせていただくことができるかもしれません。
上2つの問題にはどういうソリューションが提供できるのか。詳しくは次回(来週月曜日)の投稿で。。

よい週末をお迎えください。

スポンサーリンク

 

スポンサーリンク

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です